どっちもどっちなアスベスト兄妹
映画『手紙』―誤って人を殺めてしまった兄と、殺人犯の弟として差別される人生を送る弟、そして彼らを取り巻く人々の葛藤。何度観ても涙が止まりません。
幼くして親を亡くした兄は、弟を守りたかった。だけど、兄の追いつめられてとった行動が、逆に弟の人生を狂わせる結果になってしまった。お互いを思い合う気持ちが、彼らの平凡な幸せを奪っていくのです。
と、映画の手紙はいい話だけど、現実の私たち兄妹になったら、とたんに残念な話に。
確かに生まれた時から血縁関係な我々は、有害な鉱物のアスベストみたいに、簡単に捨てることはできない関係であるのは間違いない。
とはいえ、小麦粉をぶちまけるとか、本気でやめてほしい。どうせ自分だけじゃ、真っ白にした台所を修復できないアスベストなんだから。…まあ、そんな兄を持った妹だから、私もやつのアイスを食べることはやめないけど。
しかし、残念な兄でも、手紙の兄に勝るところがある。犯罪は絶対にしてはいけないという、強い思いを持っているところ。
兄が警察に捕まる時…それはきっと、痴漢冤罪の時。
小麦粉をぶちまけたり、人のアイスを強奪して食べるのはオススメできませんが、こんな時だからこそ、ゆっくり家で映画を見るのも素敵な時間ですよ☆
お題「#おうち時間」
以上、妹もろこし(@sis_morokoshi)でした!
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